アデノイドとは
鼻腔の奥にあるリンパ組織のことで、咽頭扁桃とも呼ばれる。正確には口蓋垂の裏側にあり、扁桃腺と同じように体外からの細菌やウイルスの侵入を防ぐ役割がある。
アデノイドが肥大化すると鼻の奥が圧迫され、鼻呼吸することが難しくなる。そのため肥大化する2~5歳の頃は口呼吸が多いが、思春期を過ぎても長い間口呼吸をすることで、乾燥した冷たい空気が口から直接体内に取り込まれ、口腔内・喉が乾燥し、病原体が体内に入りやすくなり、アデノイドの炎症が繰り返されて肥大化が過剰に進行してしまう。
Wikipediaより引用
はじめに
遺伝が影響するならば、元々私は扁桃腺がとても大きく腫れやすく、子どもの頃は度々発熱していました。そして夫は扁桃腺周りは異常ないものの、年中鼻炎持ち。
うちの上の子(今7歳)は、発熱が多いって訳ではないけれど、口呼吸が目立ち、なによりいびきがすごくて寝起きも悪く、熟睡できているのか心配でした。
一応アデノイド肥大に関係するんじゃないかな、といううちの子の症状。
- 口呼吸
- いびき(時々無呼吸)
- 年中鼻づまりなので鼻吸い機が手放せない
- 十分な睡眠(10時間以上)をとっても寝起き悪く、朝エンジンがかかるまで時間がかかる
- 低身長ギリギリ
- 食が細い
- 普通の子よりは中耳炎になる回数が多いような気がする
- 目の下のクマがひどい
- あと口臭がひどい
こんな感じかな。いくつかアデノイド肥大とは関係ないものも混じっているとは思いますが。
そんなこんなで3歳くらいから中耳炎の治療も合わせて、定期的に耳鼻咽喉科にかかっていました。
途中何度か病院を変え、街で評判の耳鼻科にもかかりましたが、「6歳くらいでアデノイドは小さくなることが多いから」と、いつも経過観察で終わりでした。
病院を変える
7歳近くなり、いびきと無呼吸でスヤスヤ眠れない我が子があまりにかわいそうでまた病院を変えることに。
そこの病院の先生は若く丁寧な先生で、子どもの喉と鼻から管カメラで見るなり「これはでっかいねぇ!全然眠れないでしょ。今とったほうが良いよ。」と言ってました。
経過観察という時期も過ぎているし、座った状態でもストロー1本分も鼻が通っていない状態でした。
言われた瞬間喉がぐっと熱くなってしまって、
なんていうか、母親の私の方が「手術で取る」って言葉を言ってほしかったんだなと思いました。
きっと今までご飯の味もしなかったんじゃないのかな、とか、朝目覚ましで自分で起きたかったんじゃないのかな、とか、母親としてもっと早くなんとかしてあげられたのでは?っていう申し訳なさと不甲斐なさでいっぱいでした。
でも経過観察も間違っていない選択だとは思います。実際私も小さいころはよく腫れていましたが、今ではそんなことありません。扁桃腺は大きいままですが。
そんなこんなでテキパキと大きな市立病院に紹介状を書いてくださり、あっという間に診察は終わりました。
紹介状を持って市立病院へ
入院は1週間ほどと聞いていたので、手術の日程を抑えたくて、翌日には市立病院へと足を運びました。
上の子は小学校1年生で今は12月。私の出産も控えているのでどうしても冬休みに入院してほしかったのです。
そして、紹介状を見せるとすぐに手術・入院の段取りに入りました。
執刀する先生の都合の最短で、なんとか冬休み中に手術を行えることにはなりましたが、入院期間が始業式から何日間かかぶってしまう状態に。
でも春休みまで待てないので、始業式から1週間ほどは休ませることにしました。
冬休みはお正月もあるししょうがない。
その日は術前検査もやってしまおうということで、
- 心電図検査
- 採血・採尿
- レントゲン
これらもやりました。2時間半くらい病院にいたかな。学校は遅刻して行かせました。
採血は4本もあってとてもかわいそうでしたが、上の子は泣かずに本当にがんばっていました。
私の住むところは子どもの医療費助成があるのでお会計は200円でしたが、明細では2万円超えでした。
次回は執刀医との打ち合わせと入院の説明があるそうなので、予約をして帰宅しました。
執刀医との打ち合わせ
前回の検査の翌週、手術を執刀する先生との打ち合わせでした。
先生は女の人で思っていたより若い先生でした。
なんか手術する先生っておじじという先入観があってね。
そして10分くらいで症状と手術のやり方の説明、あと術後の過ごし方や経過などの説明を受けました。あと質疑応答など。
そのあとは違う場所で入院説明(持ち物とか過ごし方とか)を受けて終わりました。
この日もお会計は200円でした。
次回は入院です。あー、心配だな。
良いお正月を。